日本の公的年金は『2階建て』と呼ばれます。1階の国民年金と2階の厚生年金、そして被保険者の3つの区分を理解することが、年金分野すべての土台になります。
年金って複雑そう…そもそも誰がどれに入ってるの?
整理すると簡単よ。
土台の1階が国民年金、その上に会社員・公務員だけが乗る2階の厚生年金。
これが2階建て構造ね。
国民年金の被保険者は3種類です。
自営業者などの第1号被保険者、会社員・公務員の第2号被保険者、第2号に扶養される配偶者の第3号被保険者です。
第3号って、保険料はどうなるんですかぁ?
第3号被保険者は、自分では保険料を負担しないの。
配偶者が加入する厚生年金制度全体で負担する仕組みだからよ。
第1号の保険料って、いくらくらいなの?
第1号は定額の国民年金保険料を納めます。
所得にかかわらず一律で、年度ごとに金額が改定されます。
第2号は報酬に比例した厚生年金保険料を労使折半で負担します。
保険料を払えないときは、どうすればいいんですかぁ?
第1号には保険料免除や保険料納付猶予の制度があるわ。
所得が少ない人向けの法定免除・申請免除ね。
学生には学生納付特例もあるの。
免除期間は、追納しなくても老齢基礎年金の受給資格期間には算入されます。
ただし年金額には、免除の種類に応じた割合しか反映されない点に注意が必要です。
老後の年金をもらうには、何年払えばいいの?
受給資格期間は原則10年(120月)よ。
保険料納付済期間と免除期間などを合算して10年あれば、老齢基礎年金を受け取れるの。
『1階・2階』『第1〜3号』『受給資格10年』の3つを押さえればいいんですねぇ。
安心なのぉ。
確認クイズ
公的年金の被保険者に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 国民年金の第3号被保険者は、自ら定額の国民年金保険料を納付する必要がある
- 国民年金の第1号被保険者の保険料は、所得に応じて金額が異なる
- 老齢基礎年金の受給資格期間は、原則として10年(120月)である
- 厚生年金保険の保険料は、被保険者が全額を負担する
こたえを見る
正解: 3. 老齢基礎年金の受給資格期間は、原則として10年(120月)である
正解は3。老齢基礎年金の受給資格期間は原則10年(120月)。1は誤り(第3号は自ら保険料を負担しない)。2は誤り(第1号の保険料は所得にかかわらず定額)。4は誤り(厚生年金保険料は労使折半)。