人生最大の借入れが住宅ローンです。2級では、元利均等と元金均等の違い、繰上げ返済の2つの型、金利タイプの特徴を、数値の動きとともに理解することが求められます。
住宅ローンって、返し方に種類があるの?
大きく2つよ。
毎回の返済額が一定の元利均等返済と、毎回の元金部分が一定の元金均等返済ね。
元利均等返済は当初は利息の割合が大きく、返済が進むほど元金の割合が増えます。
総返済額は元金均等より多くなりますが、毎月の返済額が一定で家計管理がしやすいのが利点です。
元金均等のほうは、どう違うんですかぁ?
元金均等返済は元金を毎回同じだけ減らすから、当初の返済額は大きいけれど、だんだん軽くなるの。
総返済額は元利均等より少なくなるわ。
『毎月ラクなのが元利均等、総額でトクなのが元金均等』ね!
金利のタイプもあるんだよね?
はい。
全期間固定金利型(例:フラット35)、一定期間だけ固定する固定金利選択型、市場に応じて変わる変動金利型があります。
余裕ができたら早めに返す『繰上げ返済』って、どういう仕組みなんですかぁ?
繰上げ返済は元金の一部を前倒しで返すの。
2つの型があって、返済期間を縮める期間短縮型と、毎月の返済額を減らす返済額軽減型よ。
同じ額を繰上げ返済するなら、利息軽減効果が大きいのは一般に期間短縮型です。
早い時期に返すほど、その後の利息をより多くカットできます。
借換えってのもあるよね?
ええ。
より低い金利のローンに乗り換えるのが借換えよ。
ただし事務手数料や登記費用などのコストがかかるから、金利差と残高・残期間で損得を見極めるの。
期間短縮型のほうが利息を減らせる、っていうのが試験のツボなんですねぇ。
確認クイズ
住宅ローンの返済方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 元利均等返済は、返済が進むにつれ毎回の返済額に占める元金の割合が減少する
- 他の条件が同じであれば、総返済額は元金均等返済のほうが元利均等返済より多くなる
- 繰上げ返済において、返済期間を変えずに毎回の返済額を減らす方法を期間短縮型という
- 同じ額を繰上げ返済する場合、一般に返済額軽減型より期間短縮型のほうが利息軽減効果が大きい
こたえを見る
正解: 4. 同じ額を繰上げ返済する場合、一般に返済額軽減型より期間短縮型のほうが利息軽減効果が大きい
正解は4。同額の繰上げ返済なら、一般に期間短縮型のほうが利息軽減効果が大きい。1は誤り(元利均等では返済が進むほど元金の割合は増える)。2は誤り(総返済額は元利均等のほうが多い)。3は誤り(返済額を減らすのは返済額軽減型で、期間短縮型は期間を縮める)。