株式は企業への出資です。株主の権利、市場での売買ルール、代表的な株価指数を押さえると、株式投資の全体像が見えてきます。
株を買うと、その会社の一部を持つことになるんだよね?
そのとおり。
株主には権利があるのよ。
利益の分配を受ける剰余金配当請求権、株主総会で議決する議決権、会社解散時に残余財産を受ける権利ね。
株式の売買には受渡しのルールがあります。
約定日を含めて3営業日目(約定日の2営業日後)に決済されます。
また、証券取引所には値幅制限があり、1日の値動きに上限・下限が設けられています。
注文の出し方にも種類があるんですかぁ?
あるわ。
値段を指定する指値注文と、値段を指定しない成行注文よ。
成行は指値より優先して成立するの(成行注文優先の原則)。
『日経平均』とか『TOPIX』って、よく聞くけど何が違うの?
日経平均株価は東証プライムの代表的な225銘柄の株価を平均した指数で、値がさ株(株価の高い銘柄)の影響を受けやすいです。東証株価指数(TOPIX)は時価総額を基に算出し、時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすいです。
配当をもらうには、いつまでに株を持っていればいいんですかぁ?
権利確定日に株主名簿に載っている必要があるの。
受渡しに数日かかるから、その分だけ前(権利付最終日)までに買っておく必要があるわ。
整理すると、株主の3つの権利、受渡しは約定日から3営業日目、成行優先、日経平均は株価平均・TOPIXは時価総額加重、です。
日経平均は値がさ株、TOPIXは時価総額…指数の性格が違うんだね!
確認クイズ
株式取引に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 日経平均株価は、東京証券取引所に上場する全銘柄の時価総額を基に算出される指数である
- 成行注文は、指値注文に優先して売買が成立する
- 上場株式の売買代金の受渡しは、原則として約定日の当日に行われる
- 東証株価指数(TOPIX)は、代表的な225銘柄の株価の平均により算出される
こたえを見る
正解: 2. 成行注文は、指値注文に優先して売買が成立する
正解は2。成行注文は指値注文に優先して成立する(成行注文優先の原則)。1は誤り(日経平均は225銘柄の株価平均で、時価総額加重はTOPIXの説明)。3は誤り(受渡しは約定日を含めて3営業日目)。4は誤り(TOPIXは時価総額加重で、225銘柄平均は日経平均の説明)。