身近な預貯金にも、利息の計算方法や商品の種類による違いがあります。単利と複利の差、預金保険制度による保護の範囲を押さえましょう。
預金の利息って、どうやって増えるの?
単利と複利って何が違うの?
単利は当初の元本にだけ利息が付くの。複利は付いた利息を元本に組み入れて、その合計に次の利息が付くのよ。
だから複利のほうが増え方が大きいわ。
複利は利息の組入れ頻度でも変わります。
1年複利・半年複利・1か月複利と、組入れが多いほど有利です。
将来価値は『元本×(1+利率)^年数』の考え方(6つの係数の終価係数)で計算します。
銀行がつぶれたら、預けたお金はどうなるんですかぁ?
預金保険制度で守られるわ。
1つの金融機関につき預金者1人あたり、元本1,000万円までとその利息が保護されるの。
どんな預金でも1,000万円まで守られるの?
利息の付く普通預金や定期預金などが対象です。
一方、決済用預金(無利息・要求払い・決済サービス提供の3条件を満たす預金)は全額保護されます。
外貨預金は預金保険の対象外です。
利回りの表示って、いろいろあってややこしいですぅ。
表面上の利率だけでなく、税引後の手取りで比べることが大切よ。
預貯金の利子には原則20.315%(所得税・復興特別所得税・住民税)の源泉分離課税がかかるの。
整理すると、複利は単利より有利、預金保険は1,000万円+利息(決済用預金は全額)、外貨預金は対象外、利子は20.315%課税です。
複利>単利、預金保険は1000万+利息、外貨は対象外…お金の守りも計算のうちだね!
確認クイズ
預貯金と預金保険制度に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 外貨預金は、預金保険制度による保護の対象となる
- 預金保険制度により、決済用預金は預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息が保護される
- 利息を元本に組み入れて計算する複利は、他の条件が同じであれば単利より最終的な受取額が多くなる
- 預貯金の利子には、税金は一切課されない
こたえを見る
正解: 3. 利息を元本に組み入れて計算する複利は、他の条件が同じであれば単利より最終的な受取額が多くなる
正解は3。複利は利息を元本に組み入れるため、同条件なら単利より最終的な受取額が多くなる。1は誤り(外貨預金は預金保険の対象外)。2は誤り(決済用預金は全額保護)。4は誤り(預貯金の利子には原則20.315%が課税される)。